Mac mini M4 レビュー
メインマシンだった Mac mini M1 の調子が悪くなったので、新しく M4モデル を購入しました。
構成は SSD 500GB/メモリ 24GB。データは全てクラウドなど外部ストレージに保存しているので、正直256GBでも十分だったのですが、使うソフトも増えてきたので今回は少し頑張って盛ってみました。
メモリに関しては、動画編集やRAW現像をするなら24GBは欲しいところ。Appleは「8GBで十分」と言っていますが、Lightroomがメモリを爆食いするため、複数ソフトを起動した状態だと明らかに動作がもっさりします。(ソフト単体の起動なら問題なし。FINAL CUT PROで4K動画も編集できた)
ただし、動画視聴やネット閲覧などの軽作業しかしない人なら、8GBでも全然OKだと思います。
ちなみに、Macはメモリが多ければ多いほど食う傾向があるようで、Chromeとシステムだけで約11GB使用しています。Chromeも相変わらずの大食いですね…。

話題の電源ボタン位置について
巷でも話題になっていた 電源ボタンの位置。
私は毎日電源を落としているので、これが正直かなり使いにくい。
「逆さにして使ってやろうか」と思うほど。
あと、3.5mmジャックは背面にしてほしかった。
前面にあると見た目がイマイチで、設置場所の自由度も下がってしまいます。

M1からの性能アップは?
スペック的にはかなりのアップグレードなのですが、体感的な変化はほとんどなし。
ただ、Adobeなどの重たいソフトを複数起動してももっさりしないのはさすが。
一方で、LightroomのAIノイズ除去の処理時間はM1とほぼ同等で、ここは少し期待外れでした。
まだ Final Cut Proの4K書き出しは試していないので、そこには期待しています。


拡張性
ポートの少なさは CalDigit TS3 Plus で補っています。
Thunderbolt 3対応のドッキングステーションで、今はThunderbolt 4対応モデルも出ていますが、自分の用途ならこれで十分。
ただ、触ると不安になるくらい熱いのが気になります。
大丈夫かな…。
トラブルと対処
初期不良らしきものは今のところありませんが、一日に数回、画面が急に暗転する現象がありました。
数秒で復帰するのですが、さすがに気になります。
原因を探ってみたところ、HDMI接続から USB-C → DisplayPort接続 に変えたら症状が消えました。
HDMIケーブルのスペック不足が原因かもしれません。
全体的には満足していますが、M1からの乗り換えを考えている人は「劇的な変化はない」と感じました。ただ重たい作業を黙々とする職人の様な渋さを感じます。
しばらくはこのM4で戦っていけそうです。
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